eco検定(環境社会検定試験)の資格

eco検定(環境社会検定試験) 公的資格
東京商工会議所 eco検定 eco検定(環境社会検定試験)は、自然環境、社会・経済との関係など、環境問題に関する幅広い知識を持つことを認定する資格です。環境問題に主体的に取り組む人材を育成する目的で2007年にスタートした公的資格で、環境問題への取り組みが大きな課題になっている昨今、注目を集めています。
人気度ランク4 難易度ランク3 専門性ランク3 稼げる資格ランク2
年間受験者数 21,614人 *註1 所要勉強時間
(目安)
1~2ヶ月
年間合格者数 15,843人 *註1 資格登録者総数
合格率 73.3% *註1 平均年収
(目安)
*註1)2014年度試験実績

こんな方にオススメの資格

  • 環境問題に関わる仕事や活動をされている方
  • 環境問題に関心のあるビジネスパーソンの方

「eco検定」資格に関する需要

環境問題に関する意識が世界的に高まり、CSR・省エネ・環境に関連した製品・サービスなど多くの場面で、所属する組織の商品・サービスと環境との関係を理解し、説明・改善する能力は重要なスキルとなっています。

環境に関する知識・教養は、キャリアアップはもちろん、すべてのビジネスパーソンの常識として今後さらに注目されると予想されます。

 

数字で見るeco検定(環境社会検定試験)

eco検定(環境社会検定試験)の直近3ヶ年受験者数・合格率
 2016年2017年2018年対前年比
受験者数21,50420,81821,614+3.8%
合格者数15,21015,19315,843+4.3%
合格率70.7%73.0%73.3%

 
東京商工会議所の試験実績結果によると、

  • 受験者の業種別構成比は、製造業26%情報・ソフトウェア業14%サービス業12%
    短大・大学・大学院10%建設業10%金融・保険6%卸売業4%小売業2%など
    幅広い業種に及んでいます

資格取得のポイント

eco検定合格者アンケートによると、試験学習時間は1ヶ月未満33.7%、1ヶ月~2ヶ月37.7%と2ヶ月以内が大半を占めています。

マークシート式試験で合格率も高めですが、環境問題に関する幅広い知識や時事問題が出題されるため、公式テキストで学習するほか、環境に関する時事問題もおさえておく必要があります。

「eco検定(環境社会検定)試験」概要

受験資格特になし
試験実施日年2回(7月・12月)
試験内容【筆記試験】(マークシート方式、試験時間120分)
 公式テキストに準じた基礎知識、および応用力を問う問題
 ①地球の基礎知識
  大気・森林・土壌の役割、生物の進化、生態系、等
 ②いま地球で起きていること
  人口、経済、食料、資源(鉱物)、貧困、等
 ③環境問題を知る
  地球温暖化、エネルギー、生物多様性、循環型社会(廃棄物試験科目処理、3R)、
  地球環境問題、地域環境問題、化学物質、震災関連放射線物質、等
 ④持続可能な社会に向けたアプローチ
  地球サミット、環境基本法、環境保全における基本原則や手法、環境アセスメント、等
 ⑤各主体の役割・活動
  パブリックセンター(国際社会、園、地方)、企業、NPO、個人、主体を超えた連携、等

※合格基準は、100点満点の70点以上